【ATM-001】国士無双 - 国士無双 【ATM-002】lulu + Mikeneko Homeless - 海に行きたい
昨日はATM RECを始めた経緯なんかを書いたので今回はリリースについて書こうかと思います。
【ATM-001】国士無双 - 国士無双
https://www.anthem-rec.com/atm-001



去年のAnthemの前売特典の為に国士無双とHyperJuiceが作ってくれたAnthem EPの10インチをAnthem関係者配布用で作ってみて、10インチめちゃくちゃちょうどいいなと思ったことから去年の12月くらいに10インチレコードのレーベル始めたいなと思い始めました。
もし10インチレコードのレーベル始めるならリリース一発目は絶対に国士無双がいいと思って、今年の2月にリリースの依頼をしました。
国士無双の曲がアナログになって、藤子名人デザインの10インチというそれなりにデカイサイズのジャケット、センターレーベルでパッケージングされたらそれは物として最強すぎるのなんて簡単に想像出来るわけじゃないですか。
そこから国士無双の2人と自分の3人で何往復もメールで打ち合わせをして、そして2人の間ではそのメールの何倍もの曲データのやり取りがあったのだと思います。
最初自分からはお2人も忙しいし制作の負担を減らすのも含め、自分が大好きなDaisangenとChurenpoutoにプラス2曲役満の名前が付いた曲を作ってもらって役満EPみたいのどうっすか?って話もあったのですが、せっかくだし全曲まだリリースされてない曲でやりたいと言っていただき、LIVEでおなじみの曲をブラッシュアップしたものと完全新曲の合計4曲入りのEPとなりました。
完成した曲のデータをいただいた時、自分が欲しいと思ってた物はまさにこれですっていう最高の4曲でしたし、タイトル何にしますか?って聞いた時に「国士無双で!!」とセルフタイトルを付けてくれたのはマジで痺れました。
ジャケットもセンターレーベルも二人が好きな物が詰め込まれていて最高だし、SDガンダムカードダスをサンプリングしたDLカードも本当に最高で完成し物が届くのが本当に楽しみです。
内容だとかEPについてのことはATM RECのWEBも頑張って作ったし、最高の布陣のレコメンドとゴンブトの神ディスクレビューも載ってるので是非リリースページを見てもらいたい。
【ATM-002】lulu + Mikeneko Homeless - 海に行きたい
https://www.anthem-rec.com/atm-001



ルル猫の方はまず自分がマルチネからリリースされてる「Watermelon」と「Asagao」がめっちゃ好きで、しかも「Asagao」については去年のAnthemに合わせてリリースしてくれた曲だったので思い入れが強くて、トマドの許可をとってからルル猫の3人に、マルチネとコラボという形でこの2曲プラス2曲で夏っぽいEPをリリースさせてもらいたいという依頼をしました。
その中で「ここ」のオケを弾きなおしたものがあってそれもどこかで発表したいと思っていたということで、聴かせてもらったら以前リリ-スされたものよりシンプルで聴きやすくなっていてかなり良かったので、表題曲を新曲で1曲と「Watermelon」「Asagao」「ここ」の4曲にしようといういうことに決まりました。
そんな話を4月くらいにしてしばらく間があき7月にヒロニカさんから「海に行きたい」のサビ部分のデモが送られてきて、これは絶対に夏にリリースしたいということになり、ATM RECの立上げ情報解禁の日がageHa Anthemからちょうど1年の8/10になりました。
ジャケットはルル猫のジャケットの写真をずっと撮ってくれているShintaro Yamanakaさんにお願いして、センターレーベルにつてはこれまでに三毛猫のジャケットを何度も書いてるし、レコード好きでセンターレーベルをデザインするうえでたくさんのアーカイブを持っていて信頼できるということで漫画家の西尾雄太さんにお願いしました。
ジャケットも今までマルチネからリリースされてるものの流れをくみながら、そのジャケットから西尾さんがデザインを起こしてくれたセンターレーベル本当に完璧でした。
EPの内容についてはこちらも国士無双同様、超豪華な方達にレコメンドいただいてますし、ゴンブトのディスクレビューもありますのでそちらを読んでいただければと思います。
今月8/10(金)と8/13(月)に予約を開始させていただいたのですが、ありがたいことに両品番とも販売予定数予約完売いたしました。
もしかしたら近々なにかしらのアナウンスがあるかもなので、今後もATM RECからの情報をチェックしていただけると嬉しいです。
今後も国士無双やルル猫のリリースと同じくらい気持ちの乗った最高のリリースをたくさんしていきたいと思っていますので楽しみにしててください。
そしてレコード買ってください。
【ATM-001】国士無双 - 国士無双
https://www.anthem-rec.com/atm-001






去年のAnthemの前売特典の為に国士無双とHyperJuiceが作ってくれたAnthem EPの10インチをAnthem関係者配布用で作ってみて、10インチめちゃくちゃちょうどいいなと思ったことから去年の12月くらいに10インチレコードのレーベル始めたいなと思い始めました。
もし10インチレコードのレーベル始めるならリリース一発目は絶対に国士無双がいいと思って、今年の2月にリリースの依頼をしました。
国士無双の曲がアナログになって、藤子名人デザインの10インチというそれなりにデカイサイズのジャケット、センターレーベルでパッケージングされたらそれは物として最強すぎるのなんて簡単に想像出来るわけじゃないですか。
そこから国士無双の2人と自分の3人で何往復もメールで打ち合わせをして、そして2人の間ではそのメールの何倍もの曲データのやり取りがあったのだと思います。
最初自分からはお2人も忙しいし制作の負担を減らすのも含め、自分が大好きなDaisangenとChurenpoutoにプラス2曲役満の名前が付いた曲を作ってもらって役満EPみたいのどうっすか?って話もあったのですが、せっかくだし全曲まだリリースされてない曲でやりたいと言っていただき、LIVEでおなじみの曲をブラッシュアップしたものと完全新曲の合計4曲入りのEPとなりました。
完成した曲のデータをいただいた時、自分が欲しいと思ってた物はまさにこれですっていう最高の4曲でしたし、タイトル何にしますか?って聞いた時に「国士無双で!!」とセルフタイトルを付けてくれたのはマジで痺れました。
ジャケットもセンターレーベルも二人が好きな物が詰め込まれていて最高だし、SDガンダムカードダスをサンプリングしたDLカードも本当に最高で完成し物が届くのが本当に楽しみです。
内容だとかEPについてのことはATM RECのWEBも頑張って作ったし、最高の布陣のレコメンドとゴンブトの神ディスクレビューも載ってるので是非リリースページを見てもらいたい。
【ATM-002】lulu + Mikeneko Homeless - 海に行きたい
https://www.anthem-rec.com/atm-001





ルル猫の方はまず自分がマルチネからリリースされてる「Watermelon」と「Asagao」がめっちゃ好きで、しかも「Asagao」については去年のAnthemに合わせてリリースしてくれた曲だったので思い入れが強くて、トマドの許可をとってからルル猫の3人に、マルチネとコラボという形でこの2曲プラス2曲で夏っぽいEPをリリースさせてもらいたいという依頼をしました。
その中で「ここ」のオケを弾きなおしたものがあってそれもどこかで発表したいと思っていたということで、聴かせてもらったら以前リリ-スされたものよりシンプルで聴きやすくなっていてかなり良かったので、表題曲を新曲で1曲と「Watermelon」「Asagao」「ここ」の4曲にしようといういうことに決まりました。
そんな話を4月くらいにしてしばらく間があき7月にヒロニカさんから「海に行きたい」のサビ部分のデモが送られてきて、これは絶対に夏にリリースしたいということになり、ATM RECの立上げ情報解禁の日がageHa Anthemからちょうど1年の8/10になりました。
ジャケットはルル猫のジャケットの写真をずっと撮ってくれているShintaro Yamanakaさんにお願いして、センターレーベルにつてはこれまでに三毛猫のジャケットを何度も書いてるし、レコード好きでセンターレーベルをデザインするうえでたくさんのアーカイブを持っていて信頼できるということで漫画家の西尾雄太さんにお願いしました。
ジャケットも今までマルチネからリリースされてるものの流れをくみながら、そのジャケットから西尾さんがデザインを起こしてくれたセンターレーベル本当に完璧でした。
EPの内容についてはこちらも国士無双同様、超豪華な方達にレコメンドいただいてますし、ゴンブトのディスクレビューもありますのでそちらを読んでいただければと思います。
今月8/10(金)と8/13(月)に予約を開始させていただいたのですが、ありがたいことに両品番とも販売予定数予約完売いたしました。
もしかしたら近々なにかしらのアナウンスがあるかもなので、今後もATM RECからの情報をチェックしていただけると嬉しいです。
今後も国士無双やルル猫のリリースと同じくらい気持ちの乗った最高のリリースをたくさんしていきたいと思っていますので楽しみにしててください。
そしてレコード買ってください。
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ATM RECについて
8/10で皆様のおかげで最高のパーティーになった新木場ageHaで開催した≪Anthem・MALTINE SEED BOX・GOODWEATHER×異レギュラー≫から1年が経ちました。
そしてageHa Anthemから1年が経過した今年の8/10から≪ATM REC≫という10インチレコードのレーベルを始めることになりあました。
ageHaでパーティーしたり表向きは何かやってる風ではあるのですが、音楽の知識がほぼない自分がまさか音楽のレーベルを始めることになるとは1年前の自分ですら驚くと思います。
ATM RECっていうのはAnthem Recordsの略省なのですが、レーベルの名前にアンセムって入ってるのは結構アホっぽいしリリースしてくれる人に変なプレッシャーを与えるのも嫌なのでATMっていう気軽な感じの名前にしました。
ロゴについてはパーティーのAnthemで使ってたものをそのまま使っているのですが、レコードのジャケやセンターレーベルにこのロゴがあると、レーベル側としてこのレコードの収録曲はアンセムです!って自信を持ってリリースしてる気持ちになるのでそれもいいかなと思っています。
そもそも音楽知識ゼロの人間が10インチレコードのレーベルを始めようかと思ったのかというと、単純に友達が作った曲はなるべくレコードで所有したいからです。
僕は日常生活の中で音楽をdigるという行為を一切しないのですが、友達が作った曲がリリースされれば買うし車の移動中に等にめっちゃ聴きます。
その友達が作った曲がリリースされるならどういう形が一番嬉しいかって考えた時にレコード+DLコードが一番嬉しいかなという結論になったのですが、待ってても自分が望む形でのリリースなんてtofubeatsくらいしかしてくれないし、それなら待っててもしょうがないし自分でやった方が早いのでATM RECを始めました。
今までもMAGOでやってたAnthem 2回目の前日にデジタルリリースしてくれたDTTNとシュガーズの『ダブルトラブル』の7インチ、ageHa Anthemの前売り特典として国士無双とHyperJuiceが作ってくれた『Anthem』の10インチと自分にとってすごく大切だと思った曲はお願いして自分が望む自分が最高だと思う形で残してきました。
Anthemもそうなんですが自分がこの箱(MAGO・ageHa)で自分の好きなアーティストだけ集めて最高のタイムテーブル組んでパーティーがしたいって気持ちでやってたし、待ってても誰もそんなパーティーは開催してくれないのでそれなら自分でやった方が早いし確実という気持ちでやってきました。
なので『~~~のリリース待ち遠しい早く新譜リリースしてほしい』だとか『こんなパーティー遊びに行きたい』みたいな具体案がある人は自分でやった方が早いので自分でやった方がいいです。
もちろん今まで築き上げた人間関係ありきな部分もありますが、メジャーだったりレーベルに所属してないアーティストだったら、ちゃんとアーティストへのギャラとメリットに納得してくれて丁寧に対応すればリリースしてくれますし、ageHa規模くらいまでだったら企画が面白くて金さえ払えば地方在住の一般会社員にも会場を貸してくれるので。
話が少しそれてしまいましたが『自分の好きな友達の曲を、自分の望む形で手に入れたい』これがATM RECを始めた理由になります。
各媒体に送らせていただいたプレスリリースには『サブスクリプション全盛期の時代に、良質な作品を具体的な形として残すことと、アナログレコードでのリリースを希望するアーティストのレコードプレスのハードルを下げることや、リリース形態を悩むアーティストの1つの選択肢になればと思いスタートさせた』みたいなこと書いてありますが、嘘ではないのですがぐちょんさんの校正により誕生した外向きの文章になっております。
あとはAnthemをやってるときもそうだったんですが、自分が大好きなかっこいい人達をステージにあげたり、アナログをリリースして「やっぱりこの人達めっちゃかっこいいよな!!そうだよな!!」って感情を不特定多数と共有して、自分の好きなものを全肯定するためにやってるみたいなとこもあるかもしれません。
なんで10インチのレコードなのかって話をしますと、7インチだと片面1曲ずつだし、12インチはデカいからレコード専用のバックじゃないとなかなか持ち運びずらいわけでして、10インチだと
・45rpmで片面10分、33 1/3rpmで片面13分とアルバムまでいかないけど4曲~6曲入りくらいのEPという作品を作りやすい
・2組のアーティストのスプリットEPという形も作りやすい
・12インチより安価に制作できる
・サイズ的に一般的なバックパックなどでも持ち運びできる
・一辺約26cmのためゆうパックの一番安い60サイズで発送できる
以上のような理由で10インチレコードのレーベルにしました。
レコード好きな方からは『10インチ渋いね!俺10インチ好きなんだよ!』と度々声を掛けていただけるのですが、自分は特にレコード収集をしてる人間でもないので本当のレコード好きの方とお話させていただくと非常に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
そしてこのタイミングで音楽のレーベルを始める意味はあるのかというお話ですが、実際はそんなに意味はないと思っています。
ATM RECが仮にいわゆるネットレーベルだったとしたら、bandcamp等で簡単に自分でデジタルリリース出来て収益を得られる時代に、昔から活動を続ける鯖缶やマルチネやトレッキーみたいな名前があるネットレーベル(ダンスミュージックレーベル)からでもなく、どこかの有名外タレが立ち上げた新規レーベルとかでもなく、どこぞのよくわからん会社員が趣味で始めたレーベルからリリースする意味って本当にないんじゃないかと思います。(なぜならATM RECからリリースしても箔がつかないし、オウンでやった方がお金が入るから)
じゃあATM RECでリリースするアーティストにどんなメリットがあるかというと、単純に10インチアナログ盤でリリース出来るってことだと思います。
またレコードのプレス工場とのやり取りや、進行等の作業はもちろん全部レーベル側でやりますし、レーベル側は完売時に原価回収を目的に動いていますので、曲などのデータを納品すれば完売時に得られる収益分のギャラが手に入る、在庫を抱えなくていいなど、もし同じ方法で個人的にアナログをリリースした時の割と重たい部分の「初期投資」「連絡関係」「収益管理」「在庫管理」等をレーベル側に任せられるのでアナログをプレスしたいって思ってる人には割とメリットになるんじゃないのかと思っています。
(この部分は後ほど消すかもしれませんが)レコードをプレスするにはそれなりにお金が掛かります。
販売価格を2300円(税込)と少し高めに設定させてもらっていますし前述の通りレーベル側は原価回収を目的としていても、アーティストに対してはそんなにたくさんのギャラをお渡しすることは出来ないのですが、この企画がおもしろいと感じてくれてこちらの提示するギャラで納得してくれて一緒にリリースしましょうって言ってくれるア-ティストの方と一緒にやらせていただくというような形をとっています。
自分としては好きなアーティストの曲がアナログで手に入るし、完売すれば原価回収できる、(初期費用はかかるけど)お金がかからない趣味というめちゃくちゃ最高の遊びってわけなんです。
あとこれは裏話ですが、アナログのプレス代がクレジットカード決済ができるためYahooカードで決済するとTポイントが貯まるので今回はそのTポイントは娘にブルーナファミリーのぬいぐるみを買う資金の一部となってくれました。
今まで自分はDJも少しはやってたりはしましたが、主にAnthemっていうパーティーを通して自分の好きなアーティストと関わったり同じような趣味をもつ友人と出会って仲良くなったりしてきました。
自分も今年で32歳で、ありがたいことに嫁と娘と毎日仲良く静岡県の田舎で暮らしています。
独身時代にMAGOで開催してた5回のAnthem、去年ageHaで開催したAnthemどれもすごく楽しくて今の自分の人生がこんなにも豊かだと感じられるのは間違いなくAnthemのおかげだと思っています。
現状Anthemの開催は非常に難しいし、規模の問題だけではなく去年のageHa Anthemを超えるようなものが今できるのかというと正直そいう絵は今の自分の中には浮かんできません。
MAGOでのAnthemが終わってからageHaで開催する絵はすぐに想像できたのでそういうことだと思います。
次は幕張メッセが使えるならやってもいいかなーくらいの気持でいます笑
そんな今の生活の中でお金を掛けず、家からあまり出ず、また自分の好きな人たちを何かが出来るATM RECは今の自分にとても合っていると思うし、またAnthemと同様に自分の人生を豊かにしてくれる趣味になってくれるのではないかと思っています。
【ATM-001】国士無双 - 国士無双 【ATM-002】 lulu + Mikeneko Homeless - 海に行きたい
本当にどちらのタイトルも最高のリリースになると思いますし、物としてすごくいいものになると思います。
どちらも情報解禁から1週間かからず予約完売非常にありがたいです。
もしかしたら両品番とも追加するかもしれないです...
そして国士無双とルル猫以外にもリリースをお願いしている大好きなアーティストがもうすでに5組くらいいるので今後のATM RECも楽しみにしていただければと思います。
とりあえずAnthemに出演してくれた(権利関係でめんどくさくない)友達全員分の10インチリリースしたいし、どっかのハードオフとか中古レコード屋(どちらも普段全くいかない行かないけど)とかでそんなに高くない値段でATM RECのレコードが発見できたらいいなと思っています。
またATM RECでのリリースに興味ある方もなんかしらのの方法で連絡いただけると嬉しいです。
次はリリース予定の国士無双とルル猫のことでも書きたいなと思っています。
そしてageHa Anthemから1年が経過した今年の8/10から≪ATM REC≫という10インチレコードのレーベルを始めることになりあました。
ageHaでパーティーしたり表向きは何かやってる風ではあるのですが、音楽の知識がほぼない自分がまさか音楽のレーベルを始めることになるとは1年前の自分ですら驚くと思います。
ATM RECっていうのはAnthem Recordsの略省なのですが、レーベルの名前にアンセムって入ってるのは結構アホっぽいしリリースしてくれる人に変なプレッシャーを与えるのも嫌なのでATMっていう気軽な感じの名前にしました。
ロゴについてはパーティーのAnthemで使ってたものをそのまま使っているのですが、レコードのジャケやセンターレーベルにこのロゴがあると、レーベル側としてこのレコードの収録曲はアンセムです!って自信を持ってリリースしてる気持ちになるのでそれもいいかなと思っています。
そもそも音楽知識ゼロの人間が10インチレコードのレーベルを始めようかと思ったのかというと、単純に友達が作った曲はなるべくレコードで所有したいからです。
僕は日常生活の中で音楽をdigるという行為を一切しないのですが、友達が作った曲がリリースされれば買うし車の移動中に等にめっちゃ聴きます。
その友達が作った曲がリリースされるならどういう形が一番嬉しいかって考えた時にレコード+DLコードが一番嬉しいかなという結論になったのですが、待ってても自分が望む形でのリリースなんてtofubeatsくらいしかしてくれないし、それなら待っててもしょうがないし自分でやった方が早いのでATM RECを始めました。
今までもMAGOでやってたAnthem 2回目の前日にデジタルリリースしてくれたDTTNとシュガーズの『ダブルトラブル』の7インチ、ageHa Anthemの前売り特典として国士無双とHyperJuiceが作ってくれた『Anthem』の10インチと自分にとってすごく大切だと思った曲はお願いして自分が望む自分が最高だと思う形で残してきました。
Anthemもそうなんですが自分がこの箱(MAGO・ageHa)で自分の好きなアーティストだけ集めて最高のタイムテーブル組んでパーティーがしたいって気持ちでやってたし、待ってても誰もそんなパーティーは開催してくれないのでそれなら自分でやった方が早いし確実という気持ちでやってきました。
なので『~~~のリリース待ち遠しい早く新譜リリースしてほしい』だとか『こんなパーティー遊びに行きたい』みたいな具体案がある人は自分でやった方が早いので自分でやった方がいいです。
もちろん今まで築き上げた人間関係ありきな部分もありますが、メジャーだったりレーベルに所属してないアーティストだったら、ちゃんとアーティストへのギャラとメリットに納得してくれて丁寧に対応すればリリースしてくれますし、ageHa規模くらいまでだったら企画が面白くて金さえ払えば地方在住の一般会社員にも会場を貸してくれるので。
話が少しそれてしまいましたが『自分の好きな友達の曲を、自分の望む形で手に入れたい』これがATM RECを始めた理由になります。
各媒体に送らせていただいたプレスリリースには『サブスクリプション全盛期の時代に、良質な作品を具体的な形として残すことと、アナログレコードでのリリースを希望するアーティストのレコードプレスのハードルを下げることや、リリース形態を悩むアーティストの1つの選択肢になればと思いスタートさせた』みたいなこと書いてありますが、嘘ではないのですがぐちょんさんの校正により誕生した外向きの文章になっております。
あとはAnthemをやってるときもそうだったんですが、自分が大好きなかっこいい人達をステージにあげたり、アナログをリリースして「やっぱりこの人達めっちゃかっこいいよな!!そうだよな!!」って感情を不特定多数と共有して、自分の好きなものを全肯定するためにやってるみたいなとこもあるかもしれません。
なんで10インチのレコードなのかって話をしますと、7インチだと片面1曲ずつだし、12インチはデカいからレコード専用のバックじゃないとなかなか持ち運びずらいわけでして、10インチだと
・45rpmで片面10分、33 1/3rpmで片面13分とアルバムまでいかないけど4曲~6曲入りくらいのEPという作品を作りやすい
・2組のアーティストのスプリットEPという形も作りやすい
・12インチより安価に制作できる
・サイズ的に一般的なバックパックなどでも持ち運びできる
・一辺約26cmのためゆうパックの一番安い60サイズで発送できる
以上のような理由で10インチレコードのレーベルにしました。
レコード好きな方からは『10インチ渋いね!俺10インチ好きなんだよ!』と度々声を掛けていただけるのですが、自分は特にレコード収集をしてる人間でもないので本当のレコード好きの方とお話させていただくと非常に申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
そしてこのタイミングで音楽のレーベルを始める意味はあるのかというお話ですが、実際はそんなに意味はないと思っています。
ATM RECが仮にいわゆるネットレーベルだったとしたら、bandcamp等で簡単に自分でデジタルリリース出来て収益を得られる時代に、昔から活動を続ける鯖缶やマルチネやトレッキーみたいな名前があるネットレーベル(ダンスミュージックレーベル)からでもなく、どこかの有名外タレが立ち上げた新規レーベルとかでもなく、どこぞのよくわからん会社員が趣味で始めたレーベルからリリースする意味って本当にないんじゃないかと思います。(なぜならATM RECからリリースしても箔がつかないし、オウンでやった方がお金が入るから)
じゃあATM RECでリリースするアーティストにどんなメリットがあるかというと、単純に10インチアナログ盤でリリース出来るってことだと思います。
またレコードのプレス工場とのやり取りや、進行等の作業はもちろん全部レーベル側でやりますし、レーベル側は完売時に原価回収を目的に動いていますので、曲などのデータを納品すれば完売時に得られる収益分のギャラが手に入る、在庫を抱えなくていいなど、もし同じ方法で個人的にアナログをリリースした時の割と重たい部分の「初期投資」「連絡関係」「収益管理」「在庫管理」等をレーベル側に任せられるのでアナログをプレスしたいって思ってる人には割とメリットになるんじゃないのかと思っています。
(この部分は後ほど消すかもしれませんが)レコードをプレスするにはそれなりにお金が掛かります。
販売価格を2300円(税込)と少し高めに設定させてもらっていますし前述の通りレーベル側は原価回収を目的としていても、アーティストに対してはそんなにたくさんのギャラをお渡しすることは出来ないのですが、この企画がおもしろいと感じてくれてこちらの提示するギャラで納得してくれて一緒にリリースしましょうって言ってくれるア-ティストの方と一緒にやらせていただくというような形をとっています。
自分としては好きなアーティストの曲がアナログで手に入るし、完売すれば原価回収できる、(初期費用はかかるけど)お金がかからない趣味というめちゃくちゃ最高の遊びってわけなんです。
あとこれは裏話ですが、アナログのプレス代がクレジットカード決済ができるためYahooカードで決済するとTポイントが貯まるので今回はそのTポイントは娘にブルーナファミリーのぬいぐるみを買う資金の一部となってくれました。
今まで自分はDJも少しはやってたりはしましたが、主にAnthemっていうパーティーを通して自分の好きなアーティストと関わったり同じような趣味をもつ友人と出会って仲良くなったりしてきました。
自分も今年で32歳で、ありがたいことに嫁と娘と毎日仲良く静岡県の田舎で暮らしています。
独身時代にMAGOで開催してた5回のAnthem、去年ageHaで開催したAnthemどれもすごく楽しくて今の自分の人生がこんなにも豊かだと感じられるのは間違いなくAnthemのおかげだと思っています。
現状Anthemの開催は非常に難しいし、規模の問題だけではなく去年のageHa Anthemを超えるようなものが今できるのかというと正直そいう絵は今の自分の中には浮かんできません。
MAGOでのAnthemが終わってからageHaで開催する絵はすぐに想像できたのでそういうことだと思います。
次は幕張メッセが使えるならやってもいいかなーくらいの気持でいます笑
そんな今の生活の中でお金を掛けず、家からあまり出ず、また自分の好きな人たちを何かが出来るATM RECは今の自分にとても合っていると思うし、またAnthemと同様に自分の人生を豊かにしてくれる趣味になってくれるのではないかと思っています。
【ATM-001】国士無双 - 国士無双 【ATM-002】 lulu + Mikeneko Homeless - 海に行きたい
本当にどちらのタイトルも最高のリリースになると思いますし、物としてすごくいいものになると思います。
どちらも情報解禁から1週間かからず予約完売非常にありがたいです。
もしかしたら両品番とも追加するかもしれないです...
そして国士無双とルル猫以外にもリリースをお願いしている大好きなアーティストがもうすでに5組くらいいるので今後のATM RECも楽しみにしていただければと思います。
とりあえずAnthemに出演してくれた(権利関係でめんどくさくない)友達全員分の10インチリリースしたいし、どっかのハードオフとか中古レコード屋(どちらも普段全くいかない行かないけど)とかでそんなに高くない値段でATM RECのレコードが発見できたらいいなと思っています。
またATM RECでのリリースに興味ある方もなんかしらのの方法で連絡いただけると嬉しいです。
次はリリース予定の国士無双とルル猫のことでも書きたいなと思っています。